品川裕香さん どうしますか?

http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20070129AT3S2900L29012007.html
NIKKEI NET:政治 ニュース 与党有志、教育再生会議報告の訂正要求へ


http://www.asahi.com/edu/news/TKY200701290289.html
asahi.com教育再生会議報告に「発達障害への偏見助長」と抗議 - 教育

(2)いじめている子供や暴力を振るう子供には厳しく対処、その行為の愚かさを認識させる
【出席停止制度を活用し、立ち直りも支援。警察等との連携。いじめの背景を調査し是正】
○ 学校は、いじめている子供に、その行為が人権侵害にもなり、不正義で人間として恥ずべき愚かな行為であることを認識させる。
○ 学校は、いじめが起こった原因・背景を調査・検証し、是正を行う。
○ 学校は、いじめや生徒、教員に対する暴力などの問題行動や反社会的な行動をとる子供を排斥するのではなく、保護者や地域の住民などの協力者も入れて、十分に話し合い、理解を得るための努力を払いつつ、警察との連携も視野に入れながら適切な指導を行う。その際、LD(学習障害)、ADHD(注意欠陥・多動性障害)、アスペルガー症候群や虐待等による行動でないか等、問題行動の背景に十分注意する必要がある。
○ 学校は、指導や懲戒にもかかわらず、悪質ないじめや暴力などの反社会的行動をとる子供に対しては、状況に応じて、他の子供の学習環境を守るとともに、その子供を立ち直らせるため、個別指導や別室等での教育なども行う。その際、教育的な観点から、社会奉仕等の体験活動を採り入れることも考えられる。また、保護者に対しても理解と協力を求めるべく働きかけるとともに、保護者に重大な問題がある場合には、子供を守るため、状況に応じ、児童相談所や警察等の関係機関に連絡する。
○ 学校が最大限の努力を重ね、上記のような指導や懲戒にもかかわらずいじめや暴力行為を執拗に繰り返すような反社会的な行動をとる子供に対しては、学校教育法に基づく市町村教育委員会による出席停止制度を活用する。その場合は、関係機関が協力して指導・サポート体制をとるなど、教育委員会及び学校は適切に対応する。

なるほど、ご指摘のとおり、「はっきりと」問題行動の背景にLD、ADHDアスペルガー症候群かもしれないから気をつけなさいと言うように読める。山谷某補佐官のいう「表現は偏見に基づくものではなく、発達障害の子どもへの十分な配慮を求めたもの」とも読めなくはないが苦しい表現である。新聞にはこうも書いてある。

報告書の中には、障害児教育について一切記述がないにもかかわらず、この部分でだけ発達障害について触れると、障害児がいじめの加害者になる可能性が高いと一般の人びとから誤解される」として、表現の訂正などを求めている。

というのは、ごもっともなことである。むしろ、発達障害の子どもたちは「被害者」である可能性が高いのではなかったのか?どうやって守っていくか=理解を求めていくかを教育の中で示していくはずだ。

発達障害に詳しい品川さんはどうする?