- 作者: 森達也
- 出版社/メーカー: 理論社
- 発売日: 2004/11/19
- メディア: 単行本
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http://www.espace-sarou.co.jp/inochi/
(また、内澤さんのブログでも紹介されていた http://d.hatena.ne.jp/halohalo7676/20070921 )
牛や豚とどのようにつきあってきたのかということを
子ども向きにわかりやすく書かれているのがよかった
「牛乳を煮て作るのが酪で、その酪が蘇となり、蘇が醍醐や乳餅となった」と平安時代の記録に残されてる。この蘇とは、今でいう練乳のことで、醍醐や乳餅はチーズの一種と考えられている。
「醍醐味」という言葉は知っているかな。深い味わいや本当の楽しみなどに接したときに使う言葉だ。釣りの醍醐味や登山の醍醐味とか、そんなふうに使われる。「醍醐」はこの時代における最高級の乳製品で、そもそもは仏教に由来する言葉だ。P24より引用
僕らが肉を食べるためには、誰かが殺さなくてはならない。彼らはんぼくらの代わりに殺すのだ。「穢れ」とか「被差別部落」とかそんな理由を言い訳にして、僕らはと場kら目をそむけ続けてきた。その結果、彼らも仕事を隠さねばならなくなった。
P117より引用
知らないこと、目を背けてきたこといろいろある
鶏肉嫌いの人は、私の周りにたくさんいる
理由は・・・・・・・