さて問題の映画であるが
フルスクリーンで相棒の活躍を眺められるのも、なかなか壮観である
また、角田課長の「暇か?」というのが、こうした劇場にこだまするのもいい感じである
さらに、片山雛子は大画面でもたいへん美しいのが心に残った
それに比べ武藤弁護士は………!
さて、さすがにこれまでのテレビキャンペーンも犯人像を連想させるところまでは
なかなかヒントまで出てこなかったが、犯人が誰であるかよりも
犯人の動機が問題となるつくり方がされていたようだ
制作が開始された当初、この中に犯人がいるという触れ込みがされていたようだが
公開が迫るにつれて、むしろそのことは強調されなかったようだ
こうした犯人推理を高めるために
売店で売っているパンフもこう記されている
この中には、次のような新聞が入っており、犯人ついての記述もなされている
新聞以外には、文字一つない写真集が、まるで耐水ヤスリのような光沢を保ち輝いている