ダイソーのカレンダー

年末に、ダイソーでカレンダーを購入した
このラベルを見ればそそられるのは言うまでもない

クレジットをスキャンしてみたが(これに騙されたのだが)
まずはスーラ

1枚目のグランドジャット島については、色が極めて悪いが許せる範囲
きめの粗さが、むしろ点描を強調しており泣ける
次はモネ

やらなくてもいいのに、わざとアップでトリミングしてあるので
モネらしさが感じられない
やはり、モネはボンヤリと見たい
極めつけはゴッホ

このクレジットを見る限りは
結構なようだが
わざわざ横長のものになっているので
トリミングがめちゃめちゃ
しかも色が、初期のデジカメ(或いは31万画素の携帯デジカメ?)で撮ったようなぼかし加減
あるいは露出を間違えたような(今どきこれほど愚かなデジカメもないだろうに)色合いは
涙ものである
写真で見るように、星月夜が淡い春の朧月夜である


さて、驚くことはまだある
浮世絵カレンダーがあった
これは、一転デジタライズされたものである

我が家にも年賀状のデータ集に浮世絵があるのだが
比べてみるとおもしろい
これがダイソー番の凱風快晴

これが素材集のもの

すべてがこの調子である

名画と複製を考えるよい教材であると思える