岡林信康リサイタル 中野サンプラザ・1975

今日は甥の結婚式であった 午後老母一人留守番である
このCDが昨日発送された(今どこにあるかも今どきはわかることに驚く)
なんとか午前中に配達されることを知り安心する

さて、結婚披露宴では、先日購入したスピードライトSB600の威力を思い知る
バウンス撮影はコンパクトなカメラではできない和らいだ光を与えることができる

夜になって、さっそくipod nanoに転送し、夜就寝時に聴く


自分が行ったときのコンサートでもらったパンフレットにも年表で書かれていた記憶があるが
(タンスの奥にまだあるかも?)
このころ多くの人に曲を提供しても、話題の割にパッとしないことに
本人はかなり滅入っていたようだ

今でこそ、ミソラひばりとの関わりでこうやって脚光を浴びているが
「月の夜汽車」も、彼女の膨大なライブラリのほんの一握りで
追悼番組などで流れた場面をほとんどみたことがない
2枚組のベスト盤でかろうじて入るような曲の位置づけであるとおもう
(昨夏仕事のつきあいで仕方なく入ったカラオケボックスで検索したがなかったのが哀しかった)

もっとも、70年代のひばりさんは、たいしたヒット曲もなく
実弟の不祥事?→http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%BE%8E%E7%A9%BA%E3%81%B2%E3%81%B0%E3%82%8A#cite_note-3
紅白辞退など→http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%BE%8E%E7%A9%BA%E3%81%B2%E3%81%B0%E3%82%8A#cite_note-4

昨今の小ザワ某への批判並みに、芸能界のヒール役にされていたような気がする
(私自身もそのような彼女は嫌悪していた記憶がある)
岡林も70年代初頭のトップランナーの位置を
自ら放棄したのか?流行物の運命か?
とにかく、音楽界ではすでにマイナーな立場となっていて
吉田某、井上某、荒井某、南某、かぐや某が主役になっていたように記憶している
このあたりはここを一読すればよい
吉田拓郎. (2010, 2月 6). Wikipedia, . Retrieved 01:59, 2月 7, 2010 from http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E5%90%89%E7%94%B0%E6%8B%93%E9%83%8E&oldid=30399736.

だから、2人の組み合わせはありえたのか?とも思える

disc2でひばりさんが飛び入りするが
「うちの後援会」という言葉が妙な現実感を与える

岡林信康リサイタル 中野サンプラザ・1975
それはそれとして、このCDで気に入ったのは
その昔に生でも聴いたのだが
春の裾  サーカスの唄 北酒場 春を運ぶな雪の海 26ばんめの秋
あと、はじめて聞いたのだが 「越後獅子の唄」もよかったこの曲聴くだけで

レクイエム~我が心の美空ひばり~を買ってみようかとも思えたが・・・・

最後に
友人の指摘にもあるように→http://express-myself.at.webry.info/201002/article_2.html
カセットテープの音源だけに、懐かしいヒスノイズも泣ける
また、モニター用に録音?したのか、ライブ感がほとんど無い
岡林の澄みわたる歌声が、会場にこだました感じ出せていないことだけが惜しまれる
タンスの奥にあるかも知れない、カセットテープや生録に使用したカセットデンスケを
久々に引っ張り出したくなるような気分であった