THEハプスブルク(ハプスブルク展)


朝から「スピードスケート女子団体追い抜き」の銀メダルに興奮していた
しかし、以前からこの日に行こうと決めていた「THEハプスブルク(ハプスブルク展) 」に向けて
出発直後、今度は「津波警報」の話で持ちきり
慌ただしい一日のはじまりであった

京都に着くまでに、呼び出しがありはしないか不安だったが
渋滞もなく2時間弱で到着した
勿論駐車場は満タンで、近所を数周するうちに「メゾン・ヴィナーシャ」という、プール付マンションで
車の一時預かりがあった 30分300円というのはそのあたりでは破格だが
まぁ名古屋駅前の320円よりは安いと思い即決
歩いて10分弱で、国立博物館へ到着(11時過ぎ)
ところが、何と80分待ちであった

実際には、50分ほどで入場でき
なかなか見応えのある展覧会に感動する
今日もモノキュラーが大活躍した

展覧会の目玉以外に感動すべき作品が多数あった
まずベルナルド・ベロットの作品である
愛すべきカナレットの甥というのも驚きである
細かな部分を見れば見るほど引き込まれてしまう
http://www.wga.hu/art/b/bellotto/1/bello103.jpg

次に息をのんだのはアルブレヒト・アルトドルファー「聖家族と聖アガピトゥス」
小品ながらすばらしい!

さらに、ルーラント・サーフェリー「動物のいる風景(背景にオルフェウストラキアの女たち)」にも
モノキュラーを通して震えるほどの感動を覚えた
とくに、画面の奥の方(遠近法において)オルフェウスが小さく描かれているのがすごい
この画家を検索するとちゃんと出てくる
以下に自分が表面的な絵画史しか知らなかったのか!反省しきりである
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%AA%E3%83%BC

ルーベンスも小品ながら「キリスト哀悼」がすばらしかった
大作よりも自分は小品が好きなのかなと自分の趣味を悟った

書き忘れていたことだが、今回は息子も同行し3人で行ったのだが
鑑賞後はスペイン料理 レバンテ 七条店でランチを食べ
漬け物の野呂本店でおみやげを買い
夕方6時前に帰ることができた