富山へ出張

27日〜28日は東海北陸小中学校教頭会の研究大会に富山に出かけた。公務出張である。朝7時50分発の「しらさき」に乗って、4時間近くかかって富山へ・・・・実に長い!車を運転しているわけではないので、じっとしているのはなかなかの試練でもある。8月に和歌山に行った4人に14人が加わり総勢18人。地区70校中の18校。一昨年金沢で開催されたときにも行ったのだが、昨年三重県、来年愛知県というめぐりあわせである。

開会行事の後の講演では株式会社四十物昆布の代表取締役 四十物 直之 氏だったが、土地柄を反映してか、こうした会合では聞くことのできないような内容も多く驚いた 昆布についての話もされたので幸いネット上にこのような講演録があったので、これを読めばかなり復習ができる
■「北前船が運ぶ、海の幸〜昆布屋さんの熱いはなし〜」
http://www.nihonkaigaku.org/library/lecture/i090523-t3aimono.pdf

富山県民が食する昆布は、1 世帯当たりで日本一である。しかも、金額においては第2位の県の倍ぐらい高い、おいしいものを食べている。こんなに昆布を食べるようになった理由の一つは、江戸時代に北前船の寄港地だったからだ。
もう一つは富山県の県東部、特に私どもが今住んでいる富山県黒部市生地という所は大変貧しい漁村だったので、出稼ぎを奨励されて北海道に渡った。根室歯舞群島色丹島、知床の羅臼町利尻島などの他人が開拓をしなかった外れを開拓したのは、この地の人たちであった。四十物昆布が羅臼昆布を得意とするのはそういう関係があるので、仕入れがしやすい。昆布全体の生産は大体 2 万 t だが、羅臼昆布は 300t である。その 300t の 8%の 24t を当社が扱っている。
http://www.nihonkaigaku.org/library/lecture/i090523-t3aimono.pdfより引用

この会の講演は、一昨年金沢に行った時には
金沢21世紀美術館の特任館長だった蓑豊さんだった
(日記に書いていなかった・・・・)
これまた、ネット上によく似た内容での講演があるので拾っておく
蓑 豊さん(兵庫県立美術館 館長)レポート|神戸学校|フェリシモ

超・美術館革命―金沢21世紀美術館の挑戦 (角川oneテーマ21)

超・美術館革命―金沢21世紀美術館の挑戦 (角川oneテーマ21)

さらにさかのぼると昭和63年の富山での大会では
あの瀬島龍三さんが講演している
今回の四十物さんの講演の中でも郷土が生んだ偉人として紹介されていた

講演会後に富山の幸を満喫できる「漁火」という店を訪問し感激する

さらに、富山のブラックラーメン「大喜」に・・・・
強烈な印象を与えてくれた!この記事や動画の通りである
富山のブラックラーメン「大喜」を紹介 All About
富山ブラック - Wikipedia