第63回正倉院展

朝、早起きし奈良ホテルの内を散策する
夜暗くなってからの到着だったので周りもよく分からなかったのだ
さて、定番の朝がゆ定食を食べたのち、すぐに出発
9時過ぎには会場付近にいられるのは
前泊の強みである
しかし、多少の誤算もある
駐車場が満杯(夕方駐車場に困ったことはない)だったのだ
駐車場難民をして30分ほどロス
挙句の果て会場には長蛇の列
105分待ちとのこと・・・・・
何年か前(この日記を書く前だが)11月3日昼ごろ長蛇の列で数時間待った悪夢があるが、それに近い長蛇の列
前泊の効果は霧散しかけた

ところが、意外なほど速いペースで列が進み
1時間もかからないうちに入場できた
これまでオータムレイトで入場してきたことが多かったので
今回は「ガラスがきれい」と感じた
あまりのきれいさに妻も私もガラスの存在を忘れ
それぞれ1回指紋を残してしまった(すみません)

昨年ほどの目玉はなかったが
紅牙撥鏤尺の象牙の彫りに、古代人の息遣いをを感じることができた
金銅花形合子や刻彫梧桐金銀絵花形合子もよかった
いつもながらモノキュラーの威力も思い知る