版画実技講習会

3連休初日から、職場を会場にして同好会で「版画実技講習会」を行った
昨年に引き続き、わが恩師である愛知教育大学の野澤教授を招いての会だ
昨年は日記に書きそびれているが、4年半ほど前に
彼の講演会を企画していた→http://d.hatena.ne.jp/ky823/20080827

休みにもかかわらず25名の教員が集まり
熱心に聴講し、制作した。
特にインパクトのあったのは「スチレン版画」
グーグルで画像検索すればこれ]

しかもこれを「足で踏んで印刷する」
多くの人が、版画はバレンで印刷するものだと固定観念が蔓延しているが
そのバレンほど、劣悪な状況に放置され(竹の皮が歓送してひび割れてる等)
力ずくで印刷していることが、実に多い。
結果、インクが十分に紙に吸い取られないことで、
労多くして、結果が冴えない→版画はめんどくさく、労力のわりには結果が不満足
そんなことが、悪循環として教育現場にはあるような気がする

野澤教授が低学年で有効とした「紙版画の足踏み印刷」を
体重90キロの某中学の先生がスチレン版画で挑戦!
楽しい会となった

ネット上で足踏み版画はなかなか出てこないが
何とか探し当てた
佐藤美術館ワークショップ 〜版画で遊ぶ〜

版画で遊ぶ「貼って、彫って、踏んでつくる木版画」