「困っている」子どものこと 一番に考えられますか? 発達障がい、不登校、元気な子 すべての生徒に独自のインクルーシブ教育を

昨日の1万円分の本の中で、この本を買うか一番迷ったが
買ってよかったと心から思う
同じ年の人が書いた本だ すばらしい

「困っている」子どものこと 一番に考えられますか?

「困っている」子どものこと 一番に考えられますか?

著者が校長を務めるのがこの学校
学校法人岡崎学園 東朋高等専修学校

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そもそも、生徒をわざわざ「不登校」「ひきこもり」「非行」「発達障がい」といった言葉のタイプに分けてしまうこと自体、私には本意ではありません。本来指導とは生徒一人ひとりによって異なるもの。生徒の声に耳を傾け、「困っている」部分に視点を向ければ、自然とその子にしかサポートが見えてきます。だからこそ、私は生徒が100人いれば、100通りの指導が生まれると考えるのです。
本当の意味での「特別支援」とは、決して「特別な人」だけの支援ではありません。「特別な支援」とは、本来、すべての人に教授されるべきものだからです。

同じことを10回言っても理解できない生徒もいます。それでも、教員である以上「可能性」を信じてあげなければなりません。100回指導して聞いてもらえなくても,101回目に理解してくれるかもしれない。その100回の苦労で、大切な人生を一つでも守ってあげられるものなら。

また、著者がしばしば引用する「小田 浩伸」さんの講演資料も大いに参考になる
「発達障害の理解と支援」大阪大谷大学教育福祉学部 准教授 小田 浩伸 氏

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