聖なるもの、俗なるもの メッケネムとドイツ初期銅版画

ホテルは昨年の夏秋葉原に泊まった時と同じ系列のRemm Hibiya
レム日比谷 | 阪急阪神第一ホテルグループ
朝食はレストラン「Cafe&Meal MUJI 日比谷」

レストラン「Cafe&Meal MUJI 日比谷」

ここで、驚いたのが向かいが帝国ホテルだけでなく
食堂の向かいは「東京宝塚劇場」。
ファンの出迎えがスゴかった。
さて、この日は上野に出かける
「聖なるもの、俗なるもの メッケネムとドイツ初期銅版画」
である。なんといっても上野は9時30分開館がよい。
日曜日だが、台風のせいもあってか人数も少なく、大きな目玉のない上野の森は静かなものだ。

世界遺産に登録されたことで、いきなり人受けする展覧会を開催することもできないだろう。
そのためこの展覧会は、思いっきり地味でマニアックなもので、感動する。
とくに、V 初期銅版画とデザイン、工芸のオーナメントなどが素晴らしかかった
こうしたものの図版が額絵で提供されていないのが実に残念だった。

ネットで探すとこれだ!
Ornament with the Tree of Jesse | The Art Institute of Chicago
Ornamental Panel With Two Lovers | The Art Institute of Chicago
Ornament With Flower and Eight Wild Folk | The Art Institute of Chicago
じつは、ミュンヘン州立版画素描館ではさがすことができなくて、ここでさがした。
Meckenem, Israhel van | The Art Institute of Chicago

さらには、British Museumでもきれいに見られる
British Museum - Collection search: You searched for

さて、常設展に移るといつの間にか人混みができており、さすがに遺産効果かと思われる。


こうした模型も今まで見過ごしていたのか、とても新鮮だ。
大ぴらに写真撮影可能と書かれていないので、近くの誰かが取り始めて初めて取り始める様子が渋い。
随分前に開催されたハンマースホイが1枚あった。8年も前か!
2008-11-23 - ky823の日記

次は、神田神保町の山田書店を目指した。しかし、あいにくお休みだった。
「土日にしか足を運べない人間が、銀座の画廊で絵を買えるわけがない」と、今読んでる本に書いてあったが
まさにその通り。