カナヅチOK 教員採用について2題


昨日の中日新聞には2つの採用に関する記事があった
一つは小学校の教諭の採用試験には水泳がなくなったことである。
このためにスイミングスクールに通う人もあるのだが現場としてはどのような反応があるのか?
能力の自己申告をするというのだが、「採用までの間や初任者研修で特訓する」と書いてあるが、
果たして・・・・・・・・。いつやるんだ?
もちろん。現状では中学校の採用を受けた人が
小学校に転勤したら「水泳の試験を受けないまま」だから、同じことか!?

つづいて、来年度から35人学級を2年生まで拡充するので200人増員するという。
ちなみに、2月の知事選挙で「政策論争というかマニュフェストというか票取りのえさ」で、
対立候補が全学年と言ったのに対抗して「財政的に実現可能なのは2年生?」といった
ことから始まったような記憶である。僅差でこちらに軍配が上がったわけであり
教育関係者の中では全学年だったら何人増員すればよかったか不安視する向きもあったらしい

そんな県知事選の対立候補が首長をしていたこともある犬山市教育委員会
「全国共通学力調査」についての本を出していた 昨日購入して先ほど読了
大学時代の同僚が「派遣指導主事」となって寄稿していたが
これに匹敵する教育改革をしていなくては「不参加」表明できないであろうと思わせる
気迫のこもった本であった
各市町村が同等の教育改革に取り組めるのだろうかという気もする。
少なくとも、今回の調査を実施する以前から犬山市が着々と取り組んできたことを
政府関係者だけでなく、教育行政にかかわるさまざまな方々が知ることは必要であろう

全国学力テスト、参加しません。

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