「この人が語る 私の愛する画家(4) 姜尚中 私とデューラー」

はじめに姜さんに対して「よく美術館へ行かれますか?」という質問に対して
「若い頃は行かなかったんですが、最近ちょくちょく行くようになりました」というのが
なんだか水を差された気分であった

詳しい番組の内容はこちらに詳しいが http://d.hatena.ne.jp/blue--rira2/
どうも引っかかったのは
「本物がほしい、複製画などいらない。」という発言は・・・・・
デューラーならば、版画という話もあるのに

それと、版画史上においては、おそらく絵画における位置づけ以上に孤高の人である
デューラーレンブラントは版画史上の双璧であろう
中学校の美術の教科書にも載っている「メランコリアⅠ」について是非語っていただきたかった
こんな本まで出ているわけだから・・・・・

デューラー『メレンコリア1』―解釈の迷宮 (作品とコンテクスト)

デューラー『メレンコリア1』―解釈の迷宮 (作品とコンテクスト)

この本は10年ほど前出て、ざーっと読んだきりである
Amazonのデータで2005年とあったが94年のものの再版とあるのでほっとした
例によって家のどこかに埋もれているようで、すぐに読めないのが残念

ちなみに、姜尚中さんにはそれなりの期待をするからこそこうした辛口批評するのであって
数年前でたこの本はすぐに読みました

在日

在日