戦国時代について

風林火山が毎週楽しみである
そのため、あらためていろいろな本を読む気になってしまう

戦国時代の大誤解 (PHP新書)

戦国時代の大誤解 (PHP新書)

書評はあまり芳しくないが、大河ドラマに対するもやもやを打ち払ってくれる分痛快である
確かに、悪口雑言が続き「唾の飛ばしあい」的な様相も感じられる
悪くいえば週刊誌の記事のようにも感じられるが、
まぁ大目にみて楽しませていただいた
それから比べると(比べること自体失礼かもしれないが)この本は発売当初から注目しており
久しくアマゾンのカートの中に眠っていた
百姓から見た戦国大名 (ちくま新書)

百姓から見た戦国大名 (ちくま新書)

昨夜から読んだが、すばらしいの一言である
こうした本はそれこそ、テレビで映像化されな
い歴史の重要な部分を教えてくれる
だいたいテレビそのものが、主役というかみんなにちやほやされる部分しか取り上げていないような気がする
まぁ特待生や強化選手、さらには有名人の血縁選手ということでちやほやしてしまう感覚と
どことなく似通ってしまっている気がする
名もない民衆を主人公にするよりも、有名人を起用した方が安心というところか?

ところで、この本で紹介されている参考文献は、これまたすごい

【新版】 雑兵たちの戦場 中世の傭兵と奴隷狩り (朝日選書(777))

【新版】 雑兵たちの戦場 中世の傭兵と奴隷狩り (朝日選書(777))

飢餓と戦争の戦国を行く (朝日選書)

飢餓と戦争の戦国を行く (朝日選書)

刀狩り―武器を封印した民衆 (岩波新書 新赤版 (965))

刀狩り―武器を封印した民衆 (岩波新書 新赤版 (965))

土一揆と城の戦国を行く (朝日選書)

土一揆と城の戦国を行く (朝日選書)

人間の大地

中世 村の歴史語り―湖国「共和国」の形成史

中世 村の歴史語り―湖国「共和国」の形成史

この著者である「蔵持 重裕」さんの著作は他にもこんなにあります
http://www.amazon.co.jp/s/ref=nb_ss_gw/250-8282248-2281046?__mk_ja_JP=%83J%83%5E%83J%83i&url=search-alias%3Daps&field-keywords=%91%A0%8E%9D%8Fd%97T%20&Go.x=4&Go.y=10&Go=Go
Amazon.co.jp: 蔵持重裕


また、66ページにある「第三項排除の論理」で紹介されている
今村仁司さんの「排除の構造」はもはや品切れ?絶版?のようである
http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480080219/
ちなみに、この方はつい先日お亡くなりになった
http://www.asahi.com/obituaries/update/0510/TKY200705090372.html
asahi.com:フランス現代思想研究の今村仁司さん死去 - おくやみ

http://www.google.co.jp/search?hl=ja&q=%E4%BB%8A%E6%9D%91%E4%BB%81%E5%8F%B8&btnG=Google+%E6%A4%9C%E7%B4%A2&lr=
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