津島市母親大会

時折訪問させていただいている、愛知教育大学の 子安潤 教授のブログで
津島市母親大会へお見えになるとの告知があった
金曜日の朝発見したので
さっそく、津島市教育委員会へ問い合わせた結果(今となっては馬鹿なことをしたものだが)
こちらでは分からないので、生涯学習課を紹介してくれた
そこで、津島市文化会館で14:00〜16:00という開催時間と、関係者の連絡先を教えた頂いた
夕方、その方へ電話をかけ、講演を聴かせていただくことを快諾していただいた

今日の朝に急に妻にも誘いかけ、2人で出かける
知り合いの先生もみえて、ほっとする反面
予想はしていたが、参加者がそれほど多くないのには驚く

子安先生のブログに、当日の内容は詳しいのだが
http://koyasu.jugem.jp/ KOYASUamBLOG2
母親大会というものの、実際には母親を経験され、すでにお孫さんを持たれる女性が大半でやや驚いた

習熟度別学習と少人数学習が、それぞれの学校で十分に説明されていないことがわかり
現場の当事者として恥じ入るばかりであった
もちろん、学級規模の少人数化へのの過渡的な措置(あるいは恒久的な措置)として、少人数学習や習熟度別学習を実施することで臨時任用の講師を「御上から頂戴」していることを説明する必要が、いわゆる各学校説明責任として必要であることを痛感した。
しかし、より多くの先生で「手厚く」指導するというトリックで、「能力的選別」の危険性があることは現場もよく承知している。そこで、「選別」を避けるための手段として「自己申告」が活用されている。あるいは保護者の「要望」も活用される。
いずれにしても、講師一人確保するにも、より多くの「指導方法の工夫」が必要で、現場の担当者は時間割編成などに知恵を絞る。そのことが「よりよい教育」のためになると信じて・・・・。

ちなみに、自分が担当したころには、習熟度別はやめて「単純な少人数学級→偶数・奇数とか」ということで
「習熟度別」への批判をかわそうとしていた。その場合の「学習集団の多様性による活力?」というような、学習集団に対する研究が不足していたことは、今年になって自分があらためて勉強してみると恥じ入るばかりである。

それはそれとして、子安先生の講演は機会があればまた伺いたいと思った
帰り道、私たちも虹を見ることができた