国宝 源氏物語絵巻と平成復元模写  徳川美術館へ行く


最終日になってしまったが、かろうじて見ることができた
平成復元模写作品の素晴らしさに「息を飲んだ」
現存する国宝の作品では、草木花の描写や、衣服の透かし模様などが
絵の具が剥落したり、退色してしまっているのだが
色鮮やに、且つ、きめ細かく端正に再現されており
見るものを釘付けにする

この国宝「源氏物語絵巻」を対象とした復元模写プロジェクトは、平成10年(1998)、当時の通産省補正予算事業の一環としておこなわれた企画「『国宝源氏物語絵巻』高精細デジタルアーカイブの試作」を発端としています。これと並行して故林功氏に「柏木三」の絵の復元模写を依頼し、その完成作が第一作目となりました。翌年、NHK名古屋放送局の協力を得て林氏が二作目として「宿木三」絵に着手しましたが、その年、林氏は交通事故のため急逝され、二人の弟子たちの手によって仕上げられました。その後も「源氏物語絵巻」の復元模写事業は継続され、平成15年度からは林氏の同僚でもあった二人の画家も加わり、平成17年に、徳川美術館五島美術館が所蔵する十九図全てが完成しました。この復元模写は、できうる限り原本と同一素材・同一技法で製作するという基本理念のもとに行われました。
http://www.tokugawa-art-museum.jp/ 徳川美術館より引用

会場の展示の第1番目にこの作品があるのだが

この植物がじつに美しかった
拡大するとこうなる

写真では白いところ=背景は、実際には銀色に光っている、これが凄い
同じような感じでこれもよかった


図録は2000円だが、十分に展覧会の雰囲気を再現していてくれるので、気に入っている

展覧会後、150円で徳川園を素通りした
はじめてだったが、多少ライトアップもなされており
紅葉の末期を楽しめた
あいにく、携帯電話のカメラでブレまくっているが・・・・


午後三時からの外出であり、帰路はすっかり空も暗い
ついでに、名駅前のライトアップも寄り道した
近づいたときには、車がスムーズに流れてしまい
遠くからのこの1枚のみ・・・・

調べてみると、タワーズライトというらしい
このようなページもある
http://dokonani.jr-central.co.jp/group.nsf/sp/sp005
特集:名古屋の冬の風物詩 タワーズライツを観に行こう|ドコナニweb