美の壺  File114 民芸

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『第一は実用品である事、第二は普通品である事。
沢山出来る器、買いやすい値段のもの。民衆の生活に即したものが民藝品なのです。』
(「民藝の趣旨」より)

『素朴な器にこそ驚くべき美が宿る。作は無慾(むよく)である。
仕えるためであって名を成すためではない。
慾無きこの心がいかに器の美を浄(きよ)めているであろう。』
(「雑器の美」より)

「いいものを作ろう、と考えたらいいものはできない、つまり、欲を出すなということだろう。自分の技術を伸ばすことで周りが見えない、そこまでの向上心は自己満足で、結果的にできたものは醜いんだと理解しました。」

民芸鑑賞、最初のツボ、 「てらいが無いから美しい」
民芸鑑賞、二つ目のツボ、「自然の意志を感じよ」
民芸鑑賞、三つ目のツボ、「使い込むほど美しい」

心に染みるよい番組だった
2回見てしまった もちろん1回目は食事の片付けで集中できなかったからだが