知人の写真遺作展

今年の1月に20年ほど前にお世話になった先輩の先生が癌で亡くなった
葬儀には多くの教え子が来ていた
ついぞ、我々の同業者で現職でなくなってもなかなかこれほどまで多くの人は来ない
ある教え子がここの寺の跡取りである
http://www.jitsujoji.jp/
自発的にお経を上げた後に私に「先生お願いだから骨を折って欲しい」と言われたことが
心に残っている

何度かご自宅にかつての同僚たちとお参りに行く中で
遺言である写真の遺作展の話が持ち上がった
私が骨を折る番になった

ここ1か月その昔の恩返しがほんの少しできたようである
幸いご遺族の家も勤務地の近くであることも幸いであった
今日午前中は10数名で搬入し何とか開催にこぎつけることができて
ホッとしている

懐かしい人とも再会できた
これも故人の結ぶ縁であろうか?

実は闘病生活中一度だけしかお見舞いに行かなかった
一度行ってあまりにも辛くて行けなくなったのだ
その申し訳なさが今回のエネルギーになったのだろうか?