カラープリンターとインクの話

GIGAZINEで[インクは血よりも高い]という話題である。タイムリーである
このシーズンも随分とインクを買わせていただいた
前の職場で一度外して、振ってからもう一度セットして使えといった人には笑えたが
毎年300枚程度の年賀状印刷ならば、4000円弱の1セットで十分である
量販店では純正でないものも以前に増して増えてきた
もともと、量販店に来る目的は「安値」であるから、もっともであろう
何度も導入を考えたが、今ひとつ踏み切れない
また、このシーズンを乗り切ると、案外通り過ぎてしまう
インクは血よりも高い、プリンターのインクカートリッジがどれだけ高価なのかが一目で分かるグラフ

私が今使っているプリンターはキャノンのMP500
ちょうどこの日記を書き始めた2005年の12月に買った
おかげさまで4年間全く故障知らずで、エプソン時代に辛酸をなめた「インク詰まり」も一度もない
たまに、汚れるのがいけないが、想定内のこととして寛容の心で接することができる

epsonのプリンターは
1994年に「MJ-700V2C」を買った これはホントに感動した
でもさらに感動したのは1996年年末にでた「PM-700C」である
光沢紙による写真印刷の夜明けだったように思える
当然その年の年末に即導入した
このあたりは、今や伝説に似たもので、ネット上ではこのような記事が見つけられる

日本のプリンターの歴史を作ってきた エプソン「Colorio」ヒストリー]
PM-700C --- “写真印刷”を初めて標榜

次に買ったのが2000年に発売された「PM-900C」
これは、CDRに印刷できるという付加価値が出てきた
印刷品質も進化を感じたが7色インクだとか、今日の話題に近づいてくるわけである

インクジェットプリンターのメーカーはプリンター本体を低価格で販売し利益率を抑え、消耗品であるインクカートリッジの販売で高い利益を生み出すビジネスモデルを採用している。
(中略)
正規メーカーはプリンターヘッド機構やインク組成などを特許出願して互換インクカートリッジの排除を行っているほか、消費者に対しても互換インクの使用がヘッド機構などの故障の原因になるとして使用しないよう呼びかけている(互換カートリッジメーカーが純正インクと互換インクとが混合した時の化学反応やヘッド機構の耐久性試験などを行なうことは実質的に不可能であり、また粗悪なインクを使用する互換カートリッジメーカーもゼロでは無いことから故障のリスクが存在する)。(中略)
また近年はインクカートリッジにICチップを搭載することで、再充てんされた非純正カートリッジに対してはインク残量検知機能を動作させないなどの対策を取っているメーカーが多くなっている。しかしながら、ICチップをリセットする機器が販売されるなどのいたちごっこが続いている状況である。
http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC&oldid=29802592.

こうした商品もネットで購入できるようだ
【2009年モデル】ELECOM キャノンインクジェットプリンタ BCI-7e 9BKカートリッジ専用リセッター THC-7ERESETN