ヤマザキマリの偏愛ルネサンス美術論 (集英社新書 0815)

12月あたりから本を読む時間が減り、この半月あたりはほとんど無読状態。
この日は「なんだか本を読みたくなってきた」と、五郎さんバリにつぶやき、ジュンク堂に取り置きを頼んだ。
1冊目はこれだ。

こんなサイトまである。
ヤマザキマリ「ヤマザキマリの偏愛ルネサンス美術論」特設サイト

どうも、この展覧会の広告の意味もありそうだが・・・・なかなか行けそうもない。
日伊国交樹立150周年 ボッティチェリ展
特別展 レオナルド・ダ・ヴィンチ 天才の挑戦 <糸巻きの聖母>

さて、ボッティチェリの師フィリッポ・リッピにスポットを当てておるところが大きな特色。

フィリッポ・リッピ作『聖母子と天使』

続いて、私が惹かれた作品は
アントネッロ・ダ・メッシーナ Antonello da Messina
受胎告知の聖母 (Vergine annunziata) 1473-1474年頃

アントネッロ・ダ・メッシーナ作『受胎告知の聖母』

この青がたまらない。

パオロ・ウッチェロも興味深く読めた。
こうした画家については、日本語のページではなかなか満足な情報が得られない。

Diamond Pointed Sphere

Paolo Uccello

ヴィットーレ・カルパッチョについては
カルパッチョは、男の子のお尻や足を色っぽく描くのがとりわけ上手でした。』という説明はこの絵(「聖十字架遺物の奇跡」)の細部を見ると理解できる。

Miracolo della Croce a Rialto

『確かに!』
Vittore carpaccio, miracolo della Croce a Rialto 05 - Miracolo della Croce a Rialto - Wikipedia

最後に、不覚ながらこの作品について初めて知った。
ブリューゲルの動く絵

Pieter Bruegel d. Ä. 007 - ブリューゲルの動く絵 - Wikipedia