民家巡歴 向井潤吉の戦後

民家巡歴 向井潤吉の戦後

老父が一番好きだと言っていたのでテレビが始まると声をかけにに行った。
学生の頃、向井潤吉さんの絵は好きではなかったので、父親と正反対の趣味であることを懐かしく思い出した。
今日の番組作りは、こうした私の向井潤吉さんへの考えを打ち破るものであった。
「向井の民家は、自然とともに暮らしてきた日本人の原風景として、多くの人々に郷愁を呼び起こしてきた。」という、面だけを嫌っていたようだ。
現代芸術の刺激性を求めていた自分にはとてもそのような視点はなく
しばらく、自分が見ようとする絵画の土俵にはなかなかあがってこなかったようだ
ところが、今日は近代美術館に無期限貸与されている作品も紹介され、少し驚いた。
向井潤吉|『靖国の絵巻』|國學院大學

これ買っておけばよかった!
バックナンバーで買おうか?

美術手帖 2015年 09月号

美術手帖 2015年 09月号