「吉田博の木版画と旅」の講演会で教えていただいたこと

まず、名古屋ボストン美術館の開館直後の1999年に「吉田博 版画と水彩」という展覧会があったと言うこと。
そのときのパンフレットがコピーで配布されたのは感動である。

それ以上に、当時「吉田博」についてむちであったことがももっと恥ずかしい。
手元にある2016年7月1日発行の吉田博全版画集は1987年の初版であったことがわかる。
そんな頃の自分はいったい何をしていたのか・・・・!

吉田博 全木版画集

吉田博 全木版画集

さて、吉田司さんがコピーで配布していただいた文書に10の人物が紹介されていた。

1−1:チャールズ・ラング・フーリア
デトロイトの実業家でフリーア美術館を設立した。

1−2:グリフィス館長(デトロイト美術館の館長)
中川八郎と2人で渡米した際、フーリアが不在のため、かわりに対応し、2人の作品に感嘆し、2人展を企画。
それが大成功を収める。

フーリア美術館では、画期的な企画がある。
Open F|S | Collections | Freer and Sackler Galleries
所蔵品4万点の高品質デジタル画像が学術的な研究者の利用、アーティストが作品づくり、個人がDLしブログに掲載するなど自由に画像を使えるとのことである。

さっそく、上記のサイトで「yoshida hiroshi」で検索すると338件表示される
Open F|S | Collections | Freer and Sackler Galleries