有機溶剤を使用しないで身体に優しく制作・・・・

このページを参考にした

銅版画教室 版画工房<北山銅版画室/Studio Kitayama>

銅板に直接カッティングプロッター(カメオ3)で下書きをさせる

しかし、銅板じょうにしるされた線は見ずらい

かつては防蝕剤であるグランドを流し引きして、ろうそくの火で煤をすりこむという

なんとも秘儀のような仕事で、版面を黒くして、そこにドライポイントの針で

下書きをしていた。一種のスクラッチのようなもので

閃光のような銅線が眩しかった

その細い線を、ビュランで彫ると

闇を引き裂く太刀のようなものだった

 

そこで、有機溶剤で溶いたグランドを使用することも考えたが

なにせアトリエはない、部屋の片隅で作業をするわけなので

このページにあるような、有機溶剤を使用しないグランドを使ってみた

 

たまたま明日の愛知県知事の緊急事態宣言を控えて

東急ハンズに駆け込み

水溶性の版画絵具とリキテックスジェルメディウムを手に入れ

深夜さっそくチャレンジした

今日の銅版画スタジオ: キーポイント(グランド)

 

作業をしようと思えば「あれもない これもない」と

言い訳ばかりが噴出するが、昨夜検討したのは「版を温めるホットプレート」だ

我が家のIH調理器は、ガス調理台がメインのためパナソニックの移動式のものだ

これは、銅はだめだ

昨夜ホーローのバットが家にあったので実験するとそれはOK

そこで、今日ハンズで鉄板かステンレスの板を物色する

鉄板は小さなサイズしかなく

A4判だと、ホワイトボード仕様だった

しかたなく。こうかだが、ステンレスの板を購入し

それを、調理器の上に置いて、その上に銅板を載せてみた

 

自分の場合は腐食をするわけではなく

あくまで、下絵を見やすくするスクラッチのようなものなので、

かなりのムラムラ塗だが、なんとか第1段階を終える

 

深夜につきッティングプロッター(カメオ3)の使用は控え

明日の午前に第2段階に挑戦することにした