前2作に比べるとあまり評価が高くないのだが
今回の企画では7曲の未発表音源「Calgary Hotel Recordings, 1970」が凄い!
今となってはロビーの唄声などはソロアルバムで聴くことができるのだが
自分が学生だった1980年前後はLastWaltzの「Out of the blue」ぐらいだった
一方「The Calgary Hotel Recordings, 1970」では、まったく別の種類のパフォーマンスを垣間見ることができる。ザ・バンドのメンバーがツアー中のホテルの一室やバックステージで顔を揃えると、必ずといっていいほど、時のはずみで楽しいジャム・セッションが始まっていた。このカルガリーのホテルでは、ロバートソンが最近レコーディングしたばかりの『Stage Fright』の新曲をいくつか演奏し始めた。そのとき、ザ・バンドに同行していたカメラマンのジョン・シールがポータブル・カセット・レコーダーの録音ボタンを押した。こうして1970年7月3日の深夜、「フェスティヴァル・エクスプレス」の最終公演地カルガリーで行われた自然発生的なパフォーマンスが記録されることになった。この現地録音では、ロバートソンがギターとヴォーカル、ダンコがバック・コーラスとリズムを担当し、さらにマニュエルがヴォーカルとハーモニカで加わっている。この魅惑的な音源からは、友達同士でハメを外し、大好きな曲を一緒に演奏して楽しんでいる様子が伝わってくる。
これがなかなかよくて、毎晩聴いている!
また、ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールでのライブもなかなか聴きごたえがある!特に「We can talk」がとても新鮮に聴ける!