先日池上晴之さんの「ザ・バンド 来たるべきロック」を購入。
興味深くほぼ読み終わる。
亡くなられた井波律子さんについても言及され「五人のメンバーそれぞれが自己主張し競い合いながらも全体として一体化し調和しているさまを感じることができれば、その時、音楽を演奏する者と聴く者は、ひとつになることができるだろう。」という文が心に残る。
2人の文学者のザバンド愛を感じ取ることができた。
11月25日はラストワルツのコンサートの日だ。
「ロックの歴史上で、ひとつのバンドが11名のミュージシャンそれぞれとこれだけ多様な音楽をライブ演奏した作品はアルバム「ラスト・ワルツ」以外にはない。しかも、これらはザ・バンドの曲をゲストが歌うトリビュートではなく、ザ・バンドがゲストの曲を演奏しているのである。」