プロフェッショナル 仕事の流儀 第237回 ナニワの軍師、再起のテーマパーク マーケター・森岡毅

http://www.nhk.or.jp/professional/2014/0901/index.html

積み重ねの量が、ヒットを生む

あっという間に見終わる
毎日定時に帰宅しても、自宅で研修に明け暮れる
家族の協力なくしてはできないことだ

「上司が残っていたら、部下はやりにくくてしょうがないでしょ。」森岡さんは、よほどのことがない限り、18時に仕事を終え家路につく。だが家での過ごし方こそが、森岡さんの真骨頂。次の企画を考えるための仕掛けが随所にある。例えばお風呂の温度は44度。のぼせるまでの時間にアイデアを練る。時間に制限を加えることで脳を追い込み活性化させるのだという。
さらに風呂から上がれば、夕食もそこそこに話題のゲームや漫画、DVDを、深夜1時過ぎまで分析する。徹底的にやりこみ、読み込み、なぜ売れているのかを理解する。「ひらめくならこんなことやらないですよね。アイデアを生む確率を高めるためには、確率を高める努力をするしかないんです。」
自分はクリエイティブな才能がないという森岡さん、積み重ねの量が、ヒットを生むと信じている。