「MOA美術館所蔵 吉田博 木版画展 抒情の風景(ノスタルジック・ユートピア)」をみて

4時だったので、雪が気にはなったが、11階の窓から見る限り大丈夫と判断し展覧会に足を運ぶ。
入館時に「メンバーシップ会員」に登録した。

閉館に伴うメンバーシップ会員制度の運用・新規募集の終了について

これでまた、1枚招待券をいただき、妻にはこれで入場してもらった。
館の閉館にともない、月割りで引き落とす手続きもあったので驚く。
吉田博にはどれだけ来られるだろうか?

さて、入館後まず
富士拾景の大きさに驚く
次にグランドキャニオンに目が行く

グランドキャニオン

これは夏過ぎに、山田書店に出ていたが、状態の説明文を見て見送ったが
やはり手元に置いておきたい作品だ。
講演会では、グランドキャニオンの施設に飾ってあるとのこと。やはり素敵だ!

さて、我が家にもある「レニア山」
額が小さく、マットの左右の幅が狭すぎる気がした。
摺や保存状態は我が家のものとは比べものにならないのだが、額の大きさだけは「勝った!」
吉田博「レニヤ山」 | 山田書店美術部オンラインストア

同じように、瀬戸内海集「帆船 朝」も、
どうも額が小さく感じる。マット幅も左右上下均一でなく極端にバランスが微妙によくない気がしてならない。
それと、我が家の作品のように、余白がないのが残念だった。
MOA美術館がそうしているのだから仕方がなかろうが我が家の方がずっとよい。(随分身贔屓だが)

会場の壁面の高さや、全体のレイアウトもあるかもしれないのだが、狭い我が家でじっと眺めるのとは
随分と違っていた。
しかし、あと何回通えるか分からないのだが、おいおい他の作品についてもこの場で感想を述べようと思う。