ドラマにおける歴史上の人物描写 (後醍醐天皇や楠木正成、そして・・・)

先週の日曜日に県図書館で借りた

この1週間でこの2冊を読み終える

後醍醐天皇 (岩波新書)

後醍醐天皇 (岩波新書)

  • 作者:兵藤 裕己
  • 発売日: 2018/04/21
  • メディア: 新書
 

この前読んだ本と同じ著者であるが、併せて読むと実によい

 引用文が多くなかなか読みづらいところもあるが

「今のこの時代」を考えると

資料史料を基に、歴史を考察する学術がいかに大切かを改めて痛感する

 

作者の自由な解釈で展開されるテレビドラマや映画作品などでつくられていく歴史上の人物像と、史料との微妙な距離感がいよいよ気になる

このところは朝ドラですら史実と創作の混濁が気になってしまう

朝ドラ『エール』は史実に基づくドラマのモラルを逸脱していないか?(中川 右介) | 現代ビジネス | 講談社(1/5)