昨夜は早く寝たので、案の定、夜中に起きてしまった
通常25時(松)〜26時(竹)〜27時頃(梅)の三段階でそのうちどれかのコースで寝るのだが
10時ごろ寝てしまうと、ほとんど24時過ぎに目が覚めてしまう
この命名がまだできていないのだが……
こんな時は一旦起きて、読書したりネットしたりする
今日はこれに驚いた
http://bluediary2.jugem.jp/?eid=1165
よくよく調べてみると、10月3日のことか!
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西洋美術史とジェンダー文化史の研究で知られる美術史家で、千葉大名誉教授の若桑みどりさんが3日午前3時、急性心不全のため東京都世田谷区の自宅で死去した。71歳。東京都出身。葬儀・告別式は6日午後1時半から、世田谷区北沢、カトリック世田谷教会で。喪主は長男で音楽家の比織氏。
東京芸大卒。1960年代にイタリア政府給費留学生としてローマ大で2年間学んだ後、東京芸大や千葉大の教授に。ミケランジェロ研究のほか、美術作品に登場する女性のイメージの見直しや、女性芸術家の業績と生涯に光を当てた著作などを発表した。2006年にジェンダー文化研究所を開設し、所長を務めた。
1985年に「薔薇のイコノロジー」で芸術選奨文部大臣賞。2003年に紫綬褒章。05年には「クアトロ・ラガッツィ 天正少年使節と世界帝国」で大仏次郎賞。川村学園女子大教授なども務めた。
兄はロシア文学者の川端香男里氏。
(共同通信社) http://www.toonippo.co.jp/news_kyo/news/20071003010007301.asp
若桑みどりさんが死去/美術史家、ジェンダー研究/Web東奥・ニュース/20071003 より引用
自分にとっての若桑みどりさんはなんといっても岩波新書の「女性画家列伝」である。
- 作者: 若桑みどり
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1985/10/21
- メディア: 新書
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新刊で出されたこの本を大いに利用させていただいた記憶がある
この夏の読書→http://d.hatena.ne.jp/ky823/20070820#p1で
「美術などに表現された女性イメージの問題に取り組み、社会的性差をめぐる議論」までに
昇華されていたことを知り、自分の進歩のなさを思い知らされた
ジェンダー文化研究所のトップページにも、もちろん訃報の紹介とともに
今後の活動についての想いが書かれている
http://www007.upp.so-net.ne.jp/gender-c/index.html
Research Institute for Gender & Culture
ご冥福を祈りこの本を注文することにしよう
象徴としての女性像―ジェンダー史から見た家父長制社会における女性表象
- 作者: 若桑みどり
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2000/05
- メディア: 単行本
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