『はい、泳げません』

はい、泳げません (新潮文庫)

はい、泳げません (新潮文庫)

http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20080121/144867/
『はい、泳げません』からの大脱出〜人生で大切なことをスイミング教室で学ぼう (超ビジネス書レビュー):NBonline(日経ビジネス オンライン)


こちらのサイトでこれを見て、Amazonプライムで届けていただき読んでみた
なるほど、人と人との言葉のやりとりは難しいものだ

〈高橋さん、わたしが最初の日に、「泳げますか?」と聞いた時、「あ、あ、泳げる、かなあ」と曖昧に答えたでしょ。「泳げません」とはっきり言わなかったですよね。正直に言ってくれれば、方法はあったのに〉

〈高橋さん、「はい、わかりました」って言い過ぎだと思うんです。本当は、わかってないでしょ。泳ぎ方見てて、わかります。わかっていなければ、そう言えばいいのに〉

教師と児童生徒との間にも、これと似たやりとりが毎日のように繰り返される
もう少し、われわれは教員はこのようなことを自覚するといいのでは………
と思ってしまう

あとがきにこのような記述がある

水中で、やがて私は気がつきました。日常的に使う「わかりました」という表現は「理解した」ということではなく、
「もう勘弁してください」という意味なのです。

ちなみに、付録で高橋桂コーチが鼎談で登場し、写真が載っていて
あまりの美しさに思わず、指導を受けたくなってしまった