昨日の本を一気に流し読み

ナンバー2たるには、次のような条件が不可欠であった
一 ”ナンバー1”たることを、自ら放棄していること
一 ”ナンバー1”と直結し、相互に違和感のないこと
一 忍耐強く働き、その成果をすべて”ナンバー1”に譲り得ること
一 実績が明らかになるような事業については、他の者にやらせてその功をを譲ること

ただ、ここでいう”ナンバー2”は、”参謀=スタッフ”と称されるブレーン型の人々ではないことを、
蛇足ながら付け加えておきたい。
すなわち、スタッフとは甲陽軍艦に描かれた武田家の軍師山本勘助のごとき存在で、かれは一言で言うならば”組織の外の人材=アウト・オブ・オーガン”であり、外交・戦略手腕はともかく、行政手腕を期待できる立場にはなかった。
”ナンバー2”たる者は、あくまで組織の中の一員であり、日常の雑多な事象を、トップにかわっておこない得る地位と権限を持っていなければならない。 P100より引用

このページに惹かれて読んだので、これより前の登場人物については読んでないと同様
武田信玄武田信繁 豊臣秀吉竹中半兵衛黒田官兵衛 石田三成島左近
上杉景勝直江兼続 渋沢栄一大川平三郎 くらいしかまともに読んでいないが
楽しんでしまった
ちなみに大川平三郎という人はhttp://www.jfpi.or.jp/printpia/kami/story09.htmということで「製紙王」といわれるそうだ 知らなかったですお恥ずかしい