ジョニ・ミッチェルについて

ジョニ・ミッチェルについては、The BandのLast Waltzに登場した素敵なシンガーソングライターという程度の認識だった。あの映画では彼女とエミルー・ハリスの2人がとても印象的だったのだが、それ以降それほど聴く機会をつくることもなかった。ところが、一昨年2020年の年末にウィークエンドサンシャインでこのアルバムが紹介されて、結構聴き込んでみると素晴らしさを再認識させられた。

アーカイヴス Vol.1:アーリー・イヤーズ(1963―1967)

さらに、2021年の年末にこのアルバムの発表、

アーカイヴス Vol.2:リプリーズ・イヤーズ (1968-1971)

さらに、ウィークエンドサンシャインで珍しくクリスマスソング特集の大トリのひとつ前がジョニ・ミッチェルの「River」だったことで一段と関心が高まった(ちなみに、大トリは「Give Peace A Chance/Happy Xmas / Morgan Fisher // Echoes Of Lennon

1月のグループ展の最中、画廊への行き来の車中はすべてジョニ・ミッチェルだった。ということで、私にとってはこのところ急に聴きだしたことなのだ。70年代から80年代初頭、さまざまな音楽を友人たちから教えていただいたのだが、彼女のことはほとんど話題にのぼることなく、今日の高い評価にただただ驚くばかりである。