画材屋さん 文房堂~島本画材~丹青堂

刺し子も昨夜で一区切りついたので

いよいよ今日から銅板を彫ることにした

恥ずかしながら、錆びついたビュランを研いでみる

やっぱりうまく研ぐことができない

木版の彫刻刀は結構やってきたのだが

ビュランについては大学6年生以来である

 

さて、どうにか研いで、少し彫ってみると

あるものがないことに気が付いた

www.gazaiyasan.co

www.gazaiyasan.com

4年ほど前、銅版画の講習会をするときに参加者用に銅板を加工したときに使ったきり

どこにやってしまったのか

 

しかたなく、この際ネットで買ってしまおうと思ったら驚いた!

画材の通販サイト - 画材屋さん.com by 文房堂

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また、オンラインショップ 『画材屋さん.com』につきましても
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さぁ困った!

ネットで探してもいまいちの店ばかり

そこで、名古屋の画材屋を検索してみた

ちょくちょく行ってたセントラル画材は12月に行った時も版画用品が皆無に近いし

こりゃ島本画材にでも行こうかと思って、一応ネットで検索してみたら

alarmbox.jp

 

さて、記憶をたどれば中日ビルに丹青堂ってあったことを思い出す

なぜか銅版画用品があったことを思い出したが、中日ビルがなくなってしまったので

どうだろう? 検索してみたら久屋中日ビルに移転していることが分かった!

さっそく電話してみると、目的の品はばっちりあった!取り置きを頼んで即直行!

 

店員さんに聞いてみると、かつて中日文化センターに銅版画の講座があったそうで

そのため材料が一通りそろえてあるわけだ!

永年の謎が解けたことになる

ちなみに、新ビルになったらもちろんそこに入る予定だそうだ

www.tanseido.jp

 

 

プレス機がなくても・・・・

いまやいろいろとあるものだ

恩師が講師だ 先月締め切りか・・・・!

www.ansyobunka.jp

こちらは、同じ教室の後輩君だ

いまや大出世だ!


プレス機不要の凹版刷り 打ち刷毛刷り


ビン底刷り プレス機不要の凹版画刷り

 

どうせ再開するならば、やはりビュランをやってみようと思った

プレス機はなくても

版だけでもつくってみようか

 

あらためて調べてみると

www.zd.em-net.ne.jp

drive.google.com

 

できるかどうか不安だが

まずはこれをハンズに注文しておいた

hands.net

 

 

 

 

3年目の春

退職して丸2年たった

今日から妻も息子も新しい勤務先へ

 

雨の中、制作への妄想というかあれこれ湧き上がる想いをいだいていた

さて、次の1年 さらに一歩二歩進められれば・・・・・・・・・

 

ちなみに、ここ数日大河ドラマ「葵 徳川三代」の総集編を見るのだが

スカーレットの大久保さんを演じた「三林京子さん」の

20年前の雄姿を見られて歓喜する

雲光院 - Wikipedia

三林京子 - Wikipedia

3月の終わりに

先週志村さんのテレビ番組を見て嫌な予感がした

ひょっとしてこれが最後か?・・・などとあらぬ思い込みがないとは言えなかった

その内容は若いころのある女性との行き違いという内容だった

なんだか、彼がひどくダメージを受けてしまうようで少し気になった

そのことと、今日の彼の死がつながっているとは言えないだろうが・・・・

 

昼間、渥美清の「男はつらいよ ぼくの伯父さん」を途中まで視る

男はつらいよ ぼくの伯父さん - Wikipedia

一瞬だが、ナゴヤ球場付近の映像が流れる

新幹線も100系である

笹野高史がすごい役で登場していた(妻がまだ髪があると叫んだ)

それと、後藤久美子がなかなかよかった

30年ほど前の映画だ

 

夕方「葵 徳川三代」を録画して、夜中に視る

これまた20年前のTV

すでに亡くなられた蟹江さん、細川さん、津川さん・・・・・

ここでも、笹野さんが鳥居元忠で登場 驚く

 

ふり映像を立て続けに視てしまい、なんだか不思議な気分

 

さて、今日は教員の人事異動の新聞発表日である

あれだけの数の人の名前が新聞に載るのは1年でもこの時だけだ

(昔は大学合格者が掲載されていた時代もあったが)

かつてともに働いた人の栄進祝いを送りたくなる気持ちも生まれるが、自分のようなものがいまさら・・・という気持ちもあり、昨年も何名か見送ってしまった。今年はどうしようか?

 

さて、制作に関してこの日記にはほとんど痕跡を残していない

実はこの2年間実に紆余曲折の日々であり、いろいろなことをしてきた

日記に書くよりも絶えず作品に残してきたといえばよいのか?

まだまだいろいろと取り組める

振り返ることよりも今、そしてこれからをより充実させたい

 

田沼意次

 

藤田先生のつながりでこの本を読む

 はじめて知ることばかりで、驚くことが多かった

(ところで、このところスマホのアドビscanが重宝する 気になったところは、pdfで保存できる 以下もそれを使ってスマホに入れて置き、繰り返し読むことができる 借りてきた本には特に良い)

 

筆者のあとがきにはこうある

執筆の依頼をうけた田沼意次は、松平定信を中心にして寛政の改革について書いたときには、一方的に悪者として登場し、その政策は否定されるべき悪政でしかなかった。しかしそれは、松平定信寛政の改革からみた田沼意次とその政策であり、一面的な、あるいは不公平な見方にすぎない

 

田沼意次には、意次みずからが書き残したものがあまりに少ない。とくに、本人の肉声が伝わってくるような素材が決定的に乏しい。松平定信などは、老中として関係した重要な案件について、政策を決定する過程まで伝える史料をたくさん残し、さらに自叙伝や思索を伝える著述も残した。また、意次を批判する文書や風聞を書き留めた史料は豊富にある。これでは、意次と定信を比較したときに、圧倒的に意次は不利である。しかし、十八世紀の日本という時代の政治や経済のあり方のなかに、田沼意次という人物とその政策をおいてみると、また違った評価が出来る。

六00石の旗本から五万七000石の大名に、小姓から側用人を経て老中になぜ出世できたのか、そしてなぜ利益を追求した大胆な経済政策を行なったのかについて、十八世紀の江戸幕府の権力構造と江戸幕府財政問題を中心に考えてみた。十八世紀の江戸幕府の権力構造と財政問題が、田沼意次という人物と経済政策を生み出した、という風に理解しようと試みた。また、意次が活躍した宝暦から天明期、すなわち田沼時代は、国学蘭学(洋学)、儒学などの諸学問、さらに美術や文学などの多方面に多彩な文化が著しく発展し、充実した時期である。小身の旗本が大名に、そして老中になったという経歴を持つ田沼意次の政治や個性が、なにがしかの影響を社会に与えたのではなかろうかと考え、その関係を探ってみた。

自然災害(浅間山の噴火・印旛沼の工事中での大水など)への対応は少し考えさせられた

 

アマゾンの書評にもあるように、155ページの内容が考えさせられる

自然災害と凶作が相つぐなかで、ロシアとの貿易、蝦夷地の開発や印播沼の干拓などの大開発構想、国民から広く薄く資金を集め大名らに融資する「幕府銀行」構想など、きわめて大胆かつ積極的な政策を意次の主導で打ち出した。しかし、幕府政治はどこに向かってゆくのか一部に深刻な不安を与え、また、広く薄くとはいえ新たな負担をかけられた国民は激しく反発した。大胆な政策は行き詰まり、立ち往生してしまった。この政策の行き詰まりこそ、意次を辞職させ、失脚させ、田沼時代を終焉させたのである 

 

京友禅

先ほど美の壺で放映されていた

触発されてネットであれこれ探してみる

  • 型友禅
  • 手描き友禅
  • 機械捺染
  • デジタル染め

なんといっても手描き友禅の糸目糊置きというのにとても興味を持つ

様々な工程に先達の英知があふれており感動する

描いたところを染めないようにするというところがすごい

www.youtube.com


京友禅ができるまで