ひきつづき山本昌

日本シリーズは逆に苦い思い出ですね。1勝1敗の第3戦に先発。1対1の6回でした。先頭・辻さんへの2ストライク2ボールからの1球が「運命の1球」。自分では完全にストライクと思ったんですが「ボール」と判定されて、結局四球。続く平野さんの送りバントをボクがポロッとやってしまって、二死二、三塁までこぎ着けたんだけど暴投と石毛さんのタイムリーなどで計3失点して敗戦投手に。もう10年も前の話だけど、思い出す度に悔しさがよみがえる。あの頃はまだ若かったからね。あの舞台にもう一度、早く立ちたいですよ。
http://homepage3.nifty.com/waytowin/qa/ 中日ドラゴンズ山本昌広のページQ&A

日本シリーズでは、過去に3度(1988年、1999年、2004年)出場しているが未だに勝ち星なし。通算成績も0勝3敗とこのシリーズを苦手にしている。これらのことから、一部のファンからは「逆シリーズ男」と呼ばれている。当然、日本一経験は一度もないのだが、そのこと以上に彼が悔いを残しているのは、彼がプロ入りした1984年以降にセ・リーグ6球団で一度も日本一になっていないのは中日だけ(つまり、中日以外のセ・リーグ球団に入団していれば確実に日本一を経験できていた)ということもあって日本一への執着は同僚の立浪以上に強いらしく、「もし、日本一と(達成間近の)200勝のどちらか一つを選びなさいと神様に言われたら間違いなく日本一を選ぶ。日本一になれるのなら200勝達成の夢は捨ててもいい」とまで公言している。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E6%9C%AC%E6%98%8C  山本昌 - Wikipedia