狼に育てられた少女 〜狼っ子・アマラとカマラの記録〜

3日ほど日記を書かなかったのは、ネタ切れとともに、ネタ仕入れの読書のためである
さて、ひさびさに日曜美術館をみて京都でこんな展覧会をやっていることを知り
冬の京都への思いを募らされた
http://www.kyohaku.go.jp/jp/index_top.html Kyoto National Museum

くわしくはこちらのページの方が・・・放送終了後1時間ですがもうアップされてました
http://d.hatena.ne.jp/blue--rira2/20070114 2007-01-14

さて、表題と全く違う内容だったが、ここで本題へ
しばしば訪問する「最近の人気記事」で、
http://b.hatena.ne.jp/hotentry 最近の人気記事
http://members.jcom.home.ne.jp/invader/works/works_7.html 史実に隠された衝撃的な話
というのがあった。けっこう歴史のあるサイトのようだがそこで「狼に育てられた少女」というのがあった
クリックすると「〜狼っ子・アマラとカマラの記録〜」とあるではないか!
その昔、教師になった私に高校時代の恩人(アートスクールの管理人さん=その後高校教師)に
手紙で勧められた本がこれがあった 

教育の再生をもとめて―湊川でおこったこと

教育の再生をもとめて―湊川でおこったこと

林竹二さんの著作を就職してから10年ほどむさぼり読んだものだ
授業「人間について」を模して授業をしたこともあれば
野生児の記録 1 狼に育てられた子

野生児の記録 1 狼に育てられた子

を資料化して、授業を行ったこともある

さて、例のサイトに行ってはじめて知ったのだが

しかし、今日、世界中に衝撃を与えたこの記録の信憑性を疑う人々は多い。それどころか、一部の科学者たちは、シング牧師が幼児期における教育がいかに大事なのか戒めるために想像した作り話であると断言している。科学者たちは、その根拠として、授乳や移動の問題などを挙げて、一連の話が荒唐無稽であるばかりでなく不可能な事柄であることを告げている。

なるほど、Wikipediaにも記載があった
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%9E%E3%83%A9%E3%81%A8%E3%82%AB%E3%83%9E%E3%83%A9
アマラとカマラ - Wikipedia
なんと、はてなのキーワードにまで「アマラとカマラ」があって
“オオカミに育てられた少女”は実在したか(国際学院埼玉短期大学 研究紀要)へリンクがされている

しかし、「史実に隠された衝撃的な話」では、こう書いてある

 そうすると、アマラとカマラも、野生に捨てられた精神薄弱か自閉症の子供だったのだろうか? しかし、二人の少女は、多くの写真にも撮られたばかりでなく、詳細に観察され記録として残されているのだ。
 裁判所には、今も当時のシング牧師の宣誓供述書が残されている。その書面には、神の御心に仕える者として、偽らざる真実のみを述べると記されているのである。

 また、牧師を個人的に知る人々は、彼の誠実さは絶対に信頼しうるものだと口を揃えて止まない。
 シング夫妻は、貧しい田舎で、長年、宣教と慈善事業に従事し、自分たちの私財のすべてを投じて孤児院を設立し、恵まれない子供たちを救って来たのである。
 こうしたことから、シング牧師が自分の想像から、こうした作り話をしたとは到底思えないのである。

私もそう信じたい。ベッドの横に渦高く積んである本の山の中にある「林竹二」先生の著作を掘り起こさなくては・・・・